リリースされるたびに話題をかっさらう「エアフォースワン」35周年です
ナイキのエアフォース1(Air Force1)。
それは、オサレファッショニスタなら誰もが通る道。
そのシンプルながら、どんな洋服にもマッチする
普遍的なデザインと時代が変わっても色褪せない
スタイルに誰もが魅了されます。
そんなエアフォース1(Air Force1)が35周年を迎えるとのことで、
そのルーツと35周年リミテッドモデルについて、書いてみたいと思います。
エアフォース1(Air Force1)とは
エアフォース1とは、1982年に「ナイキエアー」を初めて搭載した
ナイキ(NIKE)のバスケットシューズです。発売当初は、最新鋭の
「ナイキエアー」の抜群の安定性により、瞬く間に人気がでました。
発売当初は、ハイカットのみが販売されてましたが、そのデザインから
ストリートでも人気がでたため、ローカットモデルが発売され、2017年の
現在も不動の人気を博しています。初代エアフォース1は、エアフォース2が
1986年に発売されたと同時に初代エアフォース1は生産終了となります。
しかし、エアフォース1の人気に魅了されたボルチモア地区にある3つの
シューズショップが、ナイキ本社に直々に再販をお願いし、1カラーあたり
1,200足限定で再販をナイキ本社が許可したという伝説があります。
これは、有名な話ですね。
ファッションアイコンとしてのエアフォース1
バスケットシューズでありながらも、多くのファッションブランドとの
コラボやコンセプトモデルが発売されるなど、ストリートカルチャーに
留まらず、常に進化し続けています。1990年以降、素材も進化し、
アンクルストラップがレザーになったり、アッパーに用いる素材も、
キャンパス、ナイロンや、リフレクターをしたり、より軽量化し、
デザインだけでなく、フィット感や快適性を追求し、ユーザビリティを
考慮した構造となっています。
エアフォース1 35周年限定プロジェクト始動!!
そんなNIKEエアフォース1も35周年を迎え、新たなコンセプトモデルを
発表しています。その名も「AF-100」。今回、コラボするのは、
「オフホワイト c/o ヴァージルアブロー OFF-WHITE c/o VIRGIL
ABLOH」を手掛けるヴァージルアブロー、ジェイジー(Jay-Z)らと
ともに「ロッカフェラレコード(Roc-A-Fella Records)」を創立した
カリーム・バーグ(Kareem Burke)、ラッパーのトラビス・スコット
(Travis Scott)、カニエ・ウエスト(Kanye West)の元マネージャーで
「ジャストドン」のディレクター、ドン・クローリー(Don Crawley)、
アクロニム(ACRONYM)のエロルソン・ヒュー(Errolson Hugh)の
デザイナー5人です。
“’07 OFF-WHITE” by Virgil Abloh
「THE TEN」をはじめ、これまでに3モデルの「エアフォース1」を
発表しているヴァージル。今回は、「まったくの別物にならないように
デザインした」とコメントしているように、スウォッシュ部分を
シルバーにしサイドに「Off-White for NIKE “NIKE AIR FORCE 1”
Beaverton, Oregon USA c. 1982」のテキストを配置。先日、
スペインのサッカースーパースター、クリスティアーノ・ロナウドが
着用し、SNSに投稿し、既に話題になっています。残念ながら、
このモデルは、日本での発売は、未定になります。
“’07 ROC-A-FELLA” by Kareem Burke
ヒールにあしらったロゴは、お互いの信頼や友情を意味する。と、
カリーム。こちらのモデルは、11月30日に公式ストアと一部店舗にて
日本でも販売されます。これは、売り切れ必至です!
“LUNAR FORCE 1 / ACRONYM ’17” by Errolson Hugh
管理人が個人的に注目しているモデルです。
なんとアッパーへ大胆にファスナーを取り付け、今までのエアフォース1
のイメージを払拭し、まったく新しい靴を作ってしまいました。
デザイナーのエロルソンは「ナイキがまだ知らないデザインを考えた」と
語っているように、まったく新しいエアフォース1が出来上がりました。
“LOW TRAVIS SCOTT” by Travis Scott
こちらもまったく新しいデザインです。着脱可能なスウォッシュが
ついており、好みのデザインにカスタマイズできます。アッパーの
縁にリフレクター(反射素材)を取り入れ、夜でも安心設計になっています。
まだまだ色々な可能性があるエアフォース1。
これからも楽しみです。