「毛皮、反対!絶対反対!!」運動が渋谷で開催12月10日
先日、こちらでも書かせていただきましたが、あの高級ブランド
「グッチ(GUCCI)」が毛皮商品を2018年より展開しない旨を
宣言しました。
世界では、グッチ(GUCCI)のほかにも、ユニクロ(UNIQLO)、
カルバンクライン(CALVIN KLEIN)、ギャップ(GAP)、
ポールスミス(PAUL SMITH)、ジョルジオアルマーニ(GIORGIO
ARMANI)、ヒューゴボス(HUGO BOSS)などが、この運動に
賛同しています。
ただ、管理人的に気になるのが、「時代遅れのリアルファーを廃止して
トレンドのエコファーに切り替えた」と発表している点です。
リアルファーとエコファーの違いって、見た目だけだと判断できません。
もちろん、着用している人・購入する人の意識の問題だとは、思うんですが、
結局、毛皮のような材料を使った商品は、作るんだ・・と。
高級ブランドのバッタもの(偽物)は、よく出回っています。最近では、
プロでも判断が付かないくらい、緻密に作られているそうです。つまり、販売員
レベルでは判断がつかず、バッタもの(偽物)が入っていても、気づかないと、
以前、テレビで放送されていました。
何が言いたいかというと、人は、見た目で判断するものです。本物を
着けていても、偽物を着けていても、周りの人から見れば、みな一緒です。
「そのエルメスの時計いいね!」「(いや、偽物だけどね)これ、高かったんだよ」
これで、質問者は、本物だと思ってしまいます。
偽物がいいと言っているわけではないです。もちろんコピー品はダメです。
ただ、周りの人には、判断がつきません。
これが、毛皮においては、どーでしょう?
「リアルファーを作った商品は作りません!」「これって、毛皮ですよね」
「いや、エコファーっていうんです・・」
なんか、矛盾を感じてしまうんです。やるんであれば、徹底して、
「毛皮製品は作りません!」の方が、いさぎがいいし、趣旨と一貫性が
生まれると思うんです。やろうとしていることは、正しいことだとは、
思うんですが、中途半端な印象があります。
と、ここまでネガティブな内容を書いてしまったのですが、やろうとして
いることに、管理人も含め、多くの方、多くの企業が賛同できると思います。
動物を殺傷し、作るわけですから、いいとは思いません。その第一歩として、
この運動は大きな一歩だと思います。
アニマルライツセンター(ANIMAL RIGHTS CENTER)が主催で、
12月10日渋谷で毛皮反対デモ行進「ファーフリーウォーク(Fur Free
Walk)」が行われます。過去12回実施され、毎年300-400人規模に
なるそうで、今年は、グッチ(GUCCI)がこの運動に加わったことで、
さらに多くの若者が参加されることが予想されます。このデモ行進では、
リアルファーを使わない・買わないということを促していくとのことです。
運営側は、「当日、リアルファーはもちろん、遠目だと判断が付かないので、
エコファーの着用はNG」とアナウンスしてますw
矛盾的中ww
管理人は、嫌な奴ですww